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こころの東京革命
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 平成24年3月28日に行われた心の東京革命推進協議会(青少年育成協会)理事会・総会で、平成23年12月に松平康隆前会長が逝去されたことに伴い、川淵三郎氏が新会長に選出・承認され、同日より就任いたしました。
 当協議会は、松平前会長の下でこれまで築いてきた成果を活かしながら、川淵新会長のもとで、さらに運動を展開してまいります。皆様のより一層のご理解、ご協力をお願い申し上げます。
 川淵三郎会長就任あいさつ
 皆さん、こんにちは。ただいまご紹介いただきました川淵でございます。今回、一人ぐらい「反対」という声があってもおもしろいかなとは思ったんですけれども、全員異議なしということで会長職をお認めいただきまして本当にありがとうございました。本当に新参者で、そして「経験者、あるいは先輩が多い中で私がやるのも何だがな」と思っていたんですが、多湖輝先生は私の二十何年来の大先輩で、多湖先生に言われたら、何でも断るわけにはいかないという部分もありまして、お引き受けした―――ということだけでもないんです。
 実は1999年に石原都知事になられたときに、この7つの呼びかけというもののスタートを新聞で読んで、これは本当にすばらしいことだなということで、実は一生懸命7つを覚えたんですよね。7つを覚えても、いつも思い出すのは5つぐらいで、あと2つ。先人や目上の人を敬う心を育てようというのと、体験の中で子どもをきたえようという、この2つがなかなかいつも出てこないんですが、ともかく挨拶をさせること、他人の子どもでも叱ろうというのがあって、2年ぐらい前なんですが、たまたま車に乗っていて信号待ちをしていたら、お茶の水の駅のすぐそばだったんですが、中学生ぐらいか、小学校6年生ぐらいの子どもが5〜6人、店でパンか何か買って食べていて、1人の子が車の真横の車道にポーンとごみを捨てたんですよね。ここで石原都知事の思いを伝えなくてどうするというので、窓を開けて、どう言ったらいいものかと、「ちょっと、こんなところにごみを捨てていいの」と、我ながらうまく言ったなと思うんですけれども、そうしたら、その子が「あっ、すみません。間違えました」と言って、それを拾って近くのごみ箱に入れたんですね。本当に気分がよかったんですよ、僕は。そういうちゃんとした言い方で、われながら、僕の性格からすると「何だ、こんなところに捨てて何しているんだ」というのが、大体、僕の今までのサッカー界での認識なんですが、その注意の仕方、その他によって、子どもの受け取る側も、やっぱり悪かったんだなと思うようなことがあって、これはすごく印象深く覚えているんですよね。
 僕は去年、東京都の教育委員になったんですが、そのときに「あの東京都の7つの呼びかけというのはどうなっているの」と教育委員会でわざわざ問い掛けたんですよね。余りにもその活動が非常に少ないということの認識を持っていたんですが、多湖先生のもとで皆さん方が本当に青少年の育成に一生懸命努力しておられる、そういう皆さんがこういうことの活動をしているというのを全く知らなくて非常に申し訳なかったなと思うんですけれども、こういうふうなところに参加できることは僕にとっては本当にうれしいことだったんですね。そういう意味で、僕としては何も関心を持っていなかったということはなくて、こういうことこそが日本の中に広めるべきことだと。だから、いま多湖先生のほうから東京という名前だけではなくて日本全国にとおっしゃっていましたけれども、私も実はまさにそういうふうに思っています。そして、こういうことに対して皆さんとともに、日ごろ、青少年の育成にご尽力をいただいている人とともに、この7つの呼びかけ、「呼びかけ」という言葉がなかなか覚えられないんですが、7つの呼びかけを設定してやっていければいいなというふうに思っています。
 もう一つ、ちょっと挨拶が長くなりますけれども、私はサッカー協会の中でずっと子どもたちの育成についていろんな活動をしています。サッカーのためだけではなくて、サッカーとはまるで関係ない形で、子どもたちにスポーツの楽しさ、そして正規の授業の中で子どもたちが夢を持つことの大切さ、挫折を乗り越える勇気、いろんな努力、失敗を恐れない気持ちを、この5年間ずうっとやってきて、そしてこの東日本大震災をきっかけに東北3県を中心にスポーツ界挙げて、夢の教室、今度、笑顔の教室と名前を変えましたけれども、そういう活動をやっています。47都道府県全部でやっていますけれども、延べ 3,000教室以上、10万人の子どもたちにそういった指導をしています。そういったことも含めて、ボランティア活動に対してすごく興味を持っていて、Jリーグをつくるときに、選手に対して地域社会へ貢献しろということ、ボランティア活動をすることということを選手の統一契約書の中に入れろということまで言ったんですが、みんなに反対されて、とりあえずはそのときはやめたんですが、いまはもう入っています。イングランドあたりの選手契約書の中には週最低3時間ボランティア活動をすることと入っているんですね。3時間という意味は、30分6回でも、1時間3回でも、3時間1回でも構わないんですが、そういうことの義務を、プロ選手としてやはり地域社会に貢献していくということも必要だということでやっているんです。そういうことも含めて、皆さん方と一緒にこの活動を進めていける自信があると言うと語弊がありますけれども、進めていけることを心からうれしく思っています。
 そういう役割を仰せつけた多湖先生には今後ともひとつよろしくご指導を賜ることをお願い申し上げまして、今日は珍しく長い挨拶だったですが、私の挨拶を終わらせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。
(平成24年3月28日 心の東京革命推進協議会理事会・総会にて)


【川淵会長プロフィール】
昭和11年12月3日生

略歴
昭和 36年 3月   早稲田大学第二商学部卒業
昭和 36年 4月   古河電気工業株式会社入社
昭和 47年 4月   古河電工サッカー部監督
昭和 55年 6月   ロサンゼルスオリンピック強化部長
昭和 55年 11月   ロサンゼルスオリンピック日本代表チーム監督
昭和 63年 10月   財団法人日本サッカー協会理事
平成 3年 11月   社団法人日本プロサッカーリーグ(Jリーグ)チェアマン(理事長)
平成 6年 5月   財団法人日本サッカー協会副会長
平成 6年 6月   2002年ワールドカップ日本招致委員会実行副委員長
平成 8年 7月   2002年ワールドカップ開催準備委員会実行副委員長
平成 9年 12月   財団法人2002年FIFAワールドカップ日本組織委員会理事
平成 12年 6月   財団法人2002年FIFAワールドカップ日本組織委員会副会長
平成 14年 7月   財団法人日本サッカー協会キャプテン(会長)
平成 20年 7月   財団法人日本サッカー協会名誉会長
平成 20年 9月   日本サッカーミュージアム館長
平成 23年 6月   東京都教育委員会委員

現在
公益財団法人日本サッカー協会名誉会長
日本サッカーミュージアム館長
東京都教育委員会委員

叙勲等
平成 20年   東京都名誉都民
平成 21年   旭日重光章


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